2025年09月07日

オートテスト in ボートレース鳴門

先週に引き続き、またオートテストに参加しました。今度は徳島県鳴門市、「ボートレース鳴門」の駐車場を利用したイベントで、2回続けて海沿いの会場で、またも酷暑の中の競技となりました。

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この四国でのオートテストにはいくつか特徴があり、1つは、同じようなところをぐるぐる2周もまわるところです。これは開催地にちなんだ「鳴門の渦潮ターン」ということでした。だから2周目ですこし円が小さくなるようです。ですがまあ、これは特にどうということはありません。

問題はもう1つの、(四国開催では前から例があるようですが)「ゴム板を踏む」指示がある点でした。このゴム板を踏む回数もクラスによって違い、僕が参加するエキスパートクラスは3回も踏まなければなりません。コース図のとおり、それらはすべて車庫の中にあり、そのうち2つがバックで踏む指定です。これがかなりのくせもので、多くの人が苦労することになりました。

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この写真に写っているものは、その「ゴム板」の実物です。30cm角ぐらいの白いゴム板ですが、厚みがあまりなく、踏んでもほとんど感触がありません。フロントならまだ分かる場合もありますが、僕の場合リアではまったくわからず、他の参加者もみなそのように言っておられました。また、厚みがないために低い位置からは見えにくく、車高が低い車がサイドミラーで見たときにとても見づらいものでした。今回のゴム板はすべて左側の車輪で踏む指定になっていたのも難易度を上げていたようで、僕の車は左ハンドルなのでよいのですが、大多数の右ハンドル車ではさらに見づらかったようです。上の写真は最後の車庫入れのところのゴム板で、写真の奥へ向かう方向へバックで入っていくところです(コース図の赤の点線の方向に撮影)。このゴム板が車庫の割と奥まったところにあったため、確実に踏むために(車庫に車体が全部入ってからも、さらに)多めにバックする必要があり、それで後ろ側のパイロンに接触してしまう方も続出でした。



僕の場合、幸いにして1走、2走ともに踏み損ね(会場アナウンスでは「ノーマット」と呼ばれていました)やパイロンタッチはしなかったのですが、どうしてもそれらゴム板に気を取られ、それぞれ別のところでミスをしました。1走では最初のバックでエンストし、4秒ほどロス。2走では、今度は車庫から前進で出るときに3速に入れてしまったようで、加速が悪く、入れ直してやはり1秒あまりのロスがありました。

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リザルトです。主催者のページで氏名入りで公開されていますので、それと同じものです。結果、エキスパートクラスで8位(24台中)、総合で9位(70台中)でした。実は、レース直後の暫定結果を見たときは9位で、表彰式の準備を見ていると8位までしか立ち位置がなかったため、またも賞典をギリギリで逃したと思い込んでいました。ところが表彰式で急に名前を呼ばれてびっくり。暫定結果には集計ミスがあり、訂正の結果、正しくは8位だった、というのが真相でした。

そんなわけで、かなり久々に前へ呼んでいただくことができました。シフトミスがなければ4〜5位を取れていたようには思いますが、どのみちそのあたりまでですし、何より今回はこの「ゴム板」に苦しめられた方が多く、いつもとても速い方が何人も、2走ともミスされていました。それを考えると、もっと下位だったかもしれないとも思います。
posted by しんさく at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動車競技

2025年08月31日

オートテスト in 境夢みなとターミナル

オートテストに参加するため、鳥取県の境港市まで行ってきました。片道、約200km。割と遠いなと思いましたが、この界隈ではもっと遠くから来ている人がゴロゴロ。200kmなんて近いじゃないですか、庭でしょう?と言われてしまいました。まあ確かに、高速道路でほぼ直通なので3時間もかからず、朝がちょっと早いぐらい(5時出発)で、夕食までには十分帰れるので日帰り圏内ではありますね。

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コースは上図の通り。この図ではあまり分かりませんが、今回も結構曲がりのきついコースで、ほとんどのパイロンはハンドルフルロックで回る感じ。スピードが乗るところはほとんどありません。ただし今回の車庫入れは前進1回、後退1回のみで、奥行き制限がないため車が大きい人でもさほど不利になりにくい設定。いつもこの中国地方のコース設定は絶妙に思います。

しかし、今回は暑かった。今夏は猛暑が続きますが、今日は全国的にまたピーク級の暑さで、テントや日傘の日陰にずっと入っていたはずなのに、かなり日焼けしました。その暑さのためかなんなのか、はたまたもうタイヤが終わっているのか、やたらと滑る。練習走行はズリズリで恥ずかしいぐらいでした。

その反省を活かし、本番ではできるだけメリハリを付けて、すべてのコーナーはスピードよりも回転半径優先でコンパクトに回ろう。と決心したのが良かったようです。本番1本目はこれといって滑ったところがなく、タイムは36.1秒。クラス3位(10人中)、総合5位(100人中)。そう、今回は有効な出走数が100人もいたのでした。

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これはいい感じかも?と思ったのですが、良かったのはここまででした。1本目が手堅くまとまったので、2本目は飛ばそうとどこかで思っていたのかも。しかも、変なところでクラッチを踏んだり、集中が切れていたと思います。結局最初の車庫入れでアンダーステアが出て、パイロンに突っ込み、そこで自主的に棄権しました。1本目で不本意なタイムだった方が続々と2本目でいいタイムを出されたこともあり、結局、クラス6位(10人中)、総合8位(100人中)でした。表彰は5位までだったので、ギリギリ、逃してしまいました。

何度か書いていますが、最近はとても速い人が増えてきて、また、勝てる車が決まってきたような気がします。マツダ・ロードスターやGRヤリスなどコンパクトな車が速く、また軽もその小ささから別の有利さがある(今回の総合1位もコペンでした)。ジムカーナなどで速いランエボやインプレッサはEXPクラスから姿を消しつつある、という感じです。うちのボクスターはその一番速いクラスに入っていますが、美味しいところから外れている気がします。排気量のある車はギアリングが高く、低速のオートテストではパワーバンドに入りにくいため、加速もかえって遅い、ということもあるように思えます。まあ、だからといってオートテストのために車を変えるわけにもいかないので、ボチボチなんとか、やっていくしかないですね。タイヤも、もう美味しいところが終わってしまった気がします。
posted by しんさく at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動車競技

2025年08月25日

スマホの高画素カメラは是か非か(4)

今回は、スマホ(Motorola razr 40)のカメラ、しかも1/2インチセンサという中級クラスのカメラと、フルサイズセンサとの比較をやってみます。比較対象はニコンのカメラの中ではもっとも解像度が高い、4500万画素のNikon Z7 で、レンズは AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR です。

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razr 40のカメラは25mm相当ですので、ニコンのほうでは広角端の24mmで撮影しました。いくつかのF値で撮影したところ F8 が良かったので、その画像を用いています。画素数が違うため(なんとスマホのほうが多い)、被写体がほぼ同じ大きさに見えるように大きさを調整しています。見ての通り、やはりニコンのほうが高精細で、かつノイズも少なく高画質です。しかし、razr 40 も思いのほか、検討しているとは思わないでしょうか。正直、この程度の差なら、わざわざ大きなカメラを持ち出すこともないなと思わされるものでした。

写真の解像度は画素数やレンズ性能のほか、光の波の性質によっても制約を受けます。ざっくりいうと、収差がないレンズの解像度は、レンズを前から見たときの大きさ(口径)で決まります。razr 40のカメラは4.7mmF1.7ですので、口径は約2.8mm。フルサイズセンサの24mm F8も3mmですので、あまり差がないわけです。もちろんミラーレスカメラの方はもっと絞りを開くこともでき、もしレンズ収差が小さければもっと解像度が高くなりますが、画素数の制約があるため、F4とF8では、画像の中央部ではほとんど差がないということになってしまいます。スマホのカメラはこの画角にしてF1.7の大口径であり、設計製造が非常に難しいはずですが、近年の技術革新により画像の隅までシャープなレンズが搭載されるようになっています。

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さらに最近のカメラの画質に大きな影響を及ぼしているのが、画像処理技術の向上です。特に学習型のノイズ除去・超解像の性能がAI技術の発展により飛躍的に向上しています。この写真は、razr 40の画像を Topaz DeNoise AI というソフトで処理したものです(すでに少し古いソフトになってしまっていますが)。このソフトはノイズ除去とともにディテール復元機能も持っており、その効果が少し強めのためにエッジが強調されすぎのきらいがありますが、カメラ内処理に比べるとずっと自然に画質改善され、もちろんノイズは圧倒的に減少しておりまったく気になりません。

スマートフォンのセンサは大型化が進み、Apple iPhoneやGoogle Pixelの上位機種では1/1.3インチの大型センサが採用され、他社には1インチセンサを搭載した機種もあり、とても高画質な写真が撮影可能です。しかし大型センサを用いるとレンズもそのぶん大きくなるため、レンズ部分の突出が大きくなってしまいます。また、近距離にピントを合わせることが難しくなります。センササイズ(または焦点距離)の2乗に比例してレンズの駆動スペースが必要になるためです。

そのような背景からか、AI 技術に自信のある Google は Pixel の中級機 (Pixel 10)では前機種よりもセンササイズを小さくし、1/2インチにしてしまいました。上位機種では変わらず1/1.3インチの大きなセンサを用いていますが、トレンドとしては、ほどほどのセンササイズへ落ち着く方向になるのではないかと思われます。なにより、1/2インチでこれだけ写るのですから。

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スマートフォンと違い、ミラーレスカメラなど本格的なカメラではズームレンズや超望遠レンズが使えることも忘れてはなりません。上の写真は、Z7 のレンズを50mmまでズームして撮影したものを、ほぼ同じ大きさになるように揃えたものです。たった2倍ですが、やはり、圧倒的に高精細です。このレンズはさらに120mmまで伸ばせ、そうなるともはや、比べるべくもありません。

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上の写真は最終的に「おすすめの条件」となった、Ultra-Resモードでの撮影結果を1/2に縮小したもの(4624x3468画素、16MPixel)です。ぜひフルスクリーン表示で、できれば4K以上の解像度のモニタで見てみてください。解像感、自然さやリアリティも十二分、のように思われます。もちろん、センサの大きなデジタルカメラには暗所性能やダイナミックレンジ、大口径レンズによるぼけなど、良い部分はたくさんあります。しかし、こと広角域の撮影に限っては、違いは非常に小さくなってきている、というのが現在の状況です。コンパクトデジカメ市場が急速に縮小したのも頷ける話です。
posted by しんさく at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ