自宅からはJRローカル線で姫路駅へ出て,そこから新幹線に乗り換えます.自宅から最寄り駅までは 50m ぐらいだし,姫路〜広島は1時間なので,2時間ぐらいで着くことになります.ただ問題は広島からの帰りで,最寄り駅まで帰ってくる電車が1時間に1本しかなく,待ち時間 40 分とかになるのが困ったところです.片道 8,000円ぐらいかかることもあるし,ホントに毎週帰るのか?と自問自答.
広島に着くと,そこには500系のぞみのラストランを見送るパネルが.その昔,博多へ出張するのに500系を使ったことがあり,懐かしく思い出しました.300km/h の世界はやっぱり印象的で,普通の新幹線とは違うと思ったし,実際に驚くほど速く到着した記憶があります.500系は戦闘機みたいに盛り上がった運転席の窓など格好よく,席数が少ないとか,細身で狭いという問題もあったようですが,個人的には,スピード第一のストイックさが好きな車体でした.用事の関係でラストランの見送りはできませんでしたが,パネルの片隅にちょっと書き込みをして,さらに記念オレンジカードも買うというミーハーぶりでした.
駅を出るとそこでは「宮島観光かき祭り」なるイベントが開催されており,テントが張られていいにおいを漂わせています.ちょうどお昼だったので,まずは宮島牡蛎バーガーを購入.プリプリの牡蛎フライがたくさん入っていて 300円とは思えないできばえ.調子に乗ってさらに,牡蛎のべったらぼったら(お餅に焼いた牡蛎が乗ったようなもの,左上),牡蛎の土手鍋(小さいお椀1杯が 100円!),殻つきの焼き牡蛎,串焼きの牡蛎,そして牡蛎チャウダーと,腹一杯まで牡蛎を食べました.前に牡蛎にはあたってしまってつらい思いをしたことがあり,それ以来,牡蛎は好きなのにちょっと躊躇することが多かったのですが,今回はえいやと首まで浸かり,もちろん今も元気にしているので,やっぱり本場だなあと変なところに感心しました.
不動産屋に行くまでに1時間半ほど時間があったので,市電に乗って「原爆ドーム前」まで行き,原爆関連の観光?をすることに.まずは原爆ドーム.近くを通りかかったときに少し見たことはありましたが,じっくりと見たのは始めてかもしれません.元の建物の写真と見比べると,真上からたたきつける爆風ですべてが吹き飛ばされる様子をリアルに想像させる迫力がありました.さらに平和記念公園へ行き,原爆死没者慰霊碑へ.この「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」という文言の重みについて考え,涙が出そうになりました.本当に繰り返さずにいられるのだろうか,そうするには自分はどうするべきなのか,どう貢献できるのだろうか?など考え込んでしまいました.時間の関係で資料館では平和監視時計を見ただけでしたが,その後動員学徒慰霊塔を訪れてからようやく本題の不動産業者に行きました.
今は家探しもインターネットでできるようになって,いろんな条件に合致した物件をすぐにリストアップできるようになっています.ですがやっぱり,現地で現物を見るに勝るものはなく,今回は実際に2つの物件を見ましたが,明確に善し悪しが感じられました.今回は単身赴任なのでワンルームでもいいのですが,ベッドを置くと狭くなるのでロフトか1LDKが希望.結局,写真のロフトのある部屋に決めました.人気のある物件のようでしたが,タイミングも良かったようで,ほぼ希望通りの部屋が便利の良いところに見つかり満足しています.
単身赴任はなにかと大変なことも多そうですが,共感できる思想とおいしい食べ物のある土地での新生活がますます楽しみになってきています.