ということで,今日は買い物やら掃除洗濯やらしましたが,夕方,ぶらっと南の方に出かけてきました.最寄り駅から出発する路面電車の行き先によく表示されていて,なんとなく気になっていた「江波」です.綾波でも式波でも真希波でもないし,EBA であって EVA ではないのですが,まあ日本人にとっては同じことでしょう ^^;
その行き先,終点の江波駅は,こんな風情です.そもそも日本全国で路面電車が減っていることもあり,広島の路面電車も車両は京都から譲り受けたものなど古いものがたくさん走っています.むりやり関連付けると,やはりこの駅にしろ,車両にしろ,良い感じに昭和の薫りが保たれていて,ポツンとシンジ君が座ってうなだれていると似合いそうな感じです.これが,ヨーロッパ風でモダンな底床の路面電車と行き交う風景も面白みがあって,これもなんとなく第3新東京市っぽいです.
ではその,江波の格納庫というと,こんな感じです.たぶんこのドアは,瞬間的連続的に,シャキシャキッ!と開くことはなく,ギギギーとゆっくり手動で開閉されるものと思います.安全第一の文字がゴシック体なのがもったいないところです.中にはその,京都譲りと思しき曲面的な,レトロな路面電車が何両か置いてありました.この江波〜横川路線は短く,乗客も少ないようなので,モダンな車両が多く投入されている主要路線に比べると古い車両が多いようです.この路線の各駅のホームも長い車両には対応できないのだと思います.
格納庫付近を営業所と一緒に別の角度から撮った写真です.線路に面した営業所の出入口の,小さな白い縦書きの看板ですが,これはよく見ると「営業課江波運転係」と書いてありました.町中に動力を供給するケーブルが張り巡らされているとはいえ,江波の運転は大変だろうなと思います.きっと選ばれた人が運転しているのでしょう.
江波駅からずっと南へ下り,道路の南端まで行くと,そこから先は三菱重工の敷地になっています.そこにこの江波三菱というバス停があります.ここはもと,三菱重工 広島造船所 江波工場と言われたところです.今は広島研究所とか,航空宇宙システム製作所が入っていますし,もと造船所だけに,いろいろとすごいものを建造しているのだと思います,
江波駅のすぐ南には江波皿山公園という小高い山があり,その名の通り頂上付近は公園になっています.見晴らしがいいところですが,夏場は木々が生い茂って意外とひらけた視界のところがないので,冬場の方が景色はいいかもしれません.もともとこのあたりは島だったらしく,川からの土砂や江戸時代の埋め立てで地続きになったのだそうです.広島は他にも黄金山など,扇状地の先に小高い山がいくつかありますが,それも同じように昔は島だったとか.徳島の眉山など,都市部にあって周囲360度がひらけた山は夜景も良いですが,この皿山は頂上にホテルなどの建物も建てられておらず,ほとんど自然のままなのがいいところかなと思いました.
7時過ぎの夕暮れを眺めてから帰ってきました.


