2019年05月09日

自前整備でコストカット(2)バッテリーとエアコンフィルタ

先日の車検での指摘事項の1つにバッテリーの劣化がありました。実際、昨年の冬だったかに一度エンジンがかからなくなり(30分ほど放置して再トライしたらかかりましたが)、そろそろ替えなければと思いつつ引き延ばしてきました。しかし、今回の車検ではさすがにそろそろ寿命ですよということだったので、ようやく交換しようかと思いましたが、その値段にびっくり。工賃はともかく、部品代(つまりバッテリー代)が5万円台後半です。そこでネットで調べた結果、同等品が12,000円前後で入手できることが判明。自分で交換することにしました。

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バッテリーはフロントトランクの奥にあります。ボクスターのフロントフードを開け、トランクの中に踏み込んで作業をすると楽にできます。ついでにその向かって左側(上の写真の赤丸内)にはエアコンの微粒子フィルタがあるのでチェック。

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これもディーラーで交換すると工賃込みで16,000円ほどかかりますが、もっと安くで同等品が入手できるし、交換はとても簡単なので作業から外してもらったのです。私は普段、内気循環にしているのでたいして劣化していないはず、と思って見てみたら、

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案の定、きれいなものでした(すこし黒ずんでいるのは最初から入っている脱臭剤の活性炭で、汚れではありません)。今回は少し掃除機で吸うだけでもとに戻しました。

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さて本題のバッテリー。大きさをチェックして同等品を購入します。仕様によってバッテリーの大きさに何段階かあるようですが、私のボクスターには一番小さいものが載っています。純正のMOLLのバッテリーは突然死するなどあまり評判が良くないようなので、定評のあるBOSCHのものを購入。11,670円でしたが、さらにバッテリーを引き取ってくれるサービスが500円だったのでこれも一緒に購入しました。

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バッテリーの交換は普通の車と特に代わりません。外すときはマイナスから、つけるときはプラスからつけます。ボクスターは固定も簡単で、空間も大きいので手も入りやすく楽なものでした。

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交換により一時的に電源が切れるので、時計がリセットされます。ボクスターの場合、さらにパワーウィンドウと横滑り防止装置 (PSM : PORSCHE Stability Management) がリセットされます。パワーウィンドウはいっぱいに開いてからさらに10秒ほど開く方向にスイッチを保持、次に閉じてからさらに閉じる方向にスイッチを10秒保持することでリセットされます(自動昇降が復帰します)。PSM はそのへんを数分走れば復帰します。

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車検の見積もりと実際の依頼内容の比較です。当初見積もりはなんと70万円を超えるものでした。でも実際には、エアコンの微粒子フィルタは交換不要。ワイパーも、私の場合は撥水剤を塗っているので使用頻度がかなり低く、点検したところまったく劣化がないのでそのままでOKでした。スパークプラグも同様に走行距離から単純に交換リストに上がってきたものですが、最近のプラグはそんなにすぐにダメにならないので今回はなし。スピーカーは前の記事で書いたように、工賃が高かったので部品だけディーラーで取り寄せて自前で交換しました。今のところかなり安くで済んでいますが、まだ大物のフロントブレーキとリアダンパーが残っています。これは社外品を取り付ける予定なので、またそのうち記事にします。
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2019年04月27日

自前整備でコストカット(1)ドアスピーカー交換

購入後8年で約7万キロ走行し,新車からは11年10万キロになったボクスター.先日はソフトトップが開閉しなくなったり,ダンパーが抜けてきて乗り心地が悪くなってきたとかありますが,基本的には好調を保っています.

そんななか,気になる点が.冬場に高速道路を走っていると,やたらと膝もとが寒い.手をやってみると,どうもドアスピーカーあたりから冷気が吹き込んでいるようです.そういえばオーディオの音も悪く低音が出ません.どうもこれはスピーカーのエッジが破れてるな・・・と思って内張りを剥がしてチェックしました.

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外見をみたところ,予想に反してぐるっと一周,エッジは正常な形を保っています.これは,別のところからなのかな?でもそんな経路もなさそうだし・・・と思って一度はもとに戻しましたが,どうもおかしいので再度見てみると,エッジが裏側から剥がれていました.ウレタン製らしく加水分解してボロボロ,指で突くと溶けたようになって崩れてきます.これはもう完全にダメです.

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社外品のスピーカーを入れてもいいのですが,ボクスターはスピーカーに信号を送る配線の段階で音域を分けるフィルタを通しているらしく,フルレンジスピーカー(低音から高音まで鳴らせるスピーカー)をつけてもうまく鳴らないらしい.社外品でもいいものは結構な値段がするし,奥行きが長いとドアガラスに引っかかるので,今回は純正品をディーラーから購入しました.新しいほう(右)も元のもの(左)もイタリア製のようです.

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ボクスターのドアは5個のボルトと9個のクリップで止まっています.このクリップが硬い!どうにかこうにか引き剥がし,交換します.多くの車ではドア内張りを剥がすと,パワーウィンドウのメカを取り付けたり整備したりするための穴(サービスホール)が空いたままで,そこをビニールシート(サービスホールカバー,スクリーン)が覆っています.それに対し,ポルシェでは(この世代の車両からは)頑丈なアルミパネルで完全に覆われています.カーオーディオ分野では音質を上げるためにサービスホールを塞いでしまうことがありますが,整備性が悪くなるなどの問題があります.その点この車両では問題ありません.

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ドア内張りを剥がすのが難しい原因がこれ.普通のクリップでなく,押し込むことでロックが掛かる凝ったクリップが使われています.VWやアウディと共通の部品のようですが,これがやっかいで,完全にロックが掛かった状態(右の状態)になると,元の状態(左)に戻すことができません.このクリップはなんと5個の部品でできており,ロックがかかる部分が密閉される構造になっているので,ちょっとやそっとでは再利用できないというやっかいものです.今回はディーラーからスピーカーと一緒に必要個数を購入しました.
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2018年11月17日

ボクスター 幌開閉の手動化

2008年式のボクスター,10年10万キロになりました.快調に走っていますが,そんな中トラブルが発生しました.

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ある日トランクを開けて荷物を出していると,その前の幌のカバー(コンバーチブルトップ コンパートメント リッド)の部分にゴミが溜まっています.少し幌を開けてカバーを上げ掃除したのですが,その日仕事を終えて帰ろうとすると「幌が完全に閉まっていない」旨のエラーメッセージがメーターパネル内に表示されました.電動で少し幌を開けてから閉めなおそう・・としたところ,エラーで停止.中途半端なところから開きも閉じもしなくなってしまいました.深夜で真っ暗だったためその場での作業は諦め,低速で帰宅.幸い,上の写真のようにマンション下の駐車場のため雨の心配はありません.

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翌日ディーラーへ持ち込み,見てもらいました.診断の結果,幌を駆動する左右のギアボックスの寿命とのこと.上の写真のように幌が収まる部分の左右にギアボックスが入っており,モーターからの動力を減速して幌を動かしているのですが,そのギアボックス内のギアが欠けるようです.しかしこのギアボックス,調べてみると結構複雑な構造をしており,部品代だけで左右で30万円,工賃を含めると40万円ぐらいかかるということで,まずはとりあえず閉じるようにしてもらいました.右のギアボックスは既に内部のギアが欠けているのかフリーで回転し,左のギアボックスは固着しているので,固定しているネジ(上の赤丸)を緩めて自由に動くようにしてもらいました.

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どうやらこれで手動で開閉出来るようになりましたが,問題は幌を押さえるカバーの部分です.通常はモーターの力で下向きに引っ張って閉じているのですが,上記のようにギアボックスをフリーにしてしまうと,しっかり固定されず上下してしまいます.このカバーは固定しておいたほうがいい,・・というディーラーのアドバイスに従ってまずはワイヤで固定しておき,次の週末に工具類の揃った自宅に単身赴任先から戻り,固定方法を変えることにしました.

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動かしたり覗いたりしながらいろいろ検討した結果,リアトランクのリッドでカバーを抑え込むのが良さそうです.幸いなことにトランクリッドは開くと少し後退するのでカバーとの間に隙間ができますし,閉じる瞬間は真下に降りるように動くので,カバーに少し出っ張りをつければよさそう.車体に加工をせずに済む方法ということで,さきほど針金を巻き付けていたストライカー(位置決めピン)に,上のような部品を作って共締めしました.

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金具を装着した様子です.リアトランクに必要以上の負担をかけないように,高さや向きを調整する必要があります.写真のように蓋の厚みの下面に沿うように調整すると良いようです.


さて,どんな使い勝手になるか・・は上の動画を御覧ください.車外に出る必要はありますが開閉は簡単だし,エンジンを切っていても開閉ができます.他のブログではボンネットピンでカバーを固定している例が紹介されていますが,今回の方法は見た目としても,使い勝手としてもうまく出来たと自画自賛しています.

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ついでに,開けても勝手に下ってくるフロントトランクフードのガスダンパーを交換しました.インターネットで検索すると社外品が安くで売られているのが見つかります.2本で7,000円,交換も比較的簡単です.

ボクスターのうち,986型と987型は幌を開閉する機構の構造がほぼ同じようなので,おそらく986型でも同じ方法が使えるのではないかと思います.ただし幌が締まりきった状態かどうかを調べるスイッチの位置は年式によって違います(当方の987型は左側のギアボックス内にスイッチがありますが,986ではリッド後端についていたりするようです).このスイッチが適切な状態でなければ,サイドウィンドウが閉じられなくなったり,メーターパネルに警告が表示されたりするので注意してください.また981型以降は幌をフロントウィンドウ上端に固定する部分も電動化されているので,手動化は難しいのではないかと思います.
posted by しんさく at 15:39| Comment(3) | TrackBack(0) |