2025年08月24日

スマホの高画素カメラは是か非か(1)

IIJ の会員限定オンラインストアでモトローラの折りたたみスマホ、razr 40が24,800円と、とても安くなったのでスマホを買い替えました。スペックアップしたのに、これまで数年使っていたスマホを売却した値段でお釣りが来ました。

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普段スマホは前ポケットに入れているのですが、車の運転や仕事中など椅子に座ったときに、ポケットの浅いスマホだと股関節に食い込むように当たったり、ポケットから滑り落ちそうになることがあったのですが、そういうのがなくなり快適です。スマホを使うときにいちいち開かないとならないのは不便ですが、小さいアウトディスプレイで通知や時計は見られるので、使用頻度も大したことがないこともあってあまり不都合ありません。ただ、カメラ性能が気になったので今回、少し詳しくテストしてみました。

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というのは、このカメラは折りたたみということもあって薄型化が優先されており、カメラ周囲の外部ディスプレイ部分の突出は1mm程度と小さいものになっています。開いたときの厚みも7.4mmと薄型のため、あまり大きなカメラユニットが入りません。そのため、メインカメラのセンサは1/2インチサイズです。以前のスマホ(Nothing phone (1))は1/1.5インチでしたので小さくなっています。しかも画素数が6400万画素ととても多い。普段はビニング(画素混合読み出し)で1600万画素相当で動作するので問題ないとは思うのですが、一般にはセンサが小さくなるとどうしてもカメラ性能は下がる傾向にあります。しかし結論から言うと、以前のスマホよりも画質が良く、なにより、6400万画素という画素数が有効に働いていることがわかりました。標準の(付属の)カメラアプリにもちょっとクセがあり、この機種ならでは、という情報も多く含まれていますが、ほかのスマホのカメラに対しても、使いこなしの参考になるかもしれません。

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本題に入る前に、このスマホ標準のカメラアプリの撮影モードについて少し説明します。上の写真で、一番左のスクリーンショットが標準の「写真」モードで、カメラを起動するとこのモードになります。このモードで普通に撮影できますが、さらに凝った撮影をするには「プロ」モードも使え、フォーカス、ホワイトバランスや露出など細かい設定が可能で、ヒストグラムも表示されます。さらにもう1つ、"Ultra-Res" モード、つまり超高解像度モードがあります。これを「詳細」から選ぶと一番右の画面になりますが、このモードではデジタルズームが使えず、色味の調整などもできません。

普通のユーザは「写真」モードで事足りるでしょうし、僕のようなカメラ好きは「プロ」モードで露出を調整したりするぐらいでしょう。それに対し "Ultra-Res" モードは、いかにも「一応、6400万画素でも撮れます」というスペックのための機能に見え、実際に使うメリットも大したことがないだろう・・実際、過去のカメラでも解像度が高いモードで良かった例がないし・・と思っていました。しかし(少なくともこの機種に関しては、明るい日中の環境では)、一番いいのはこの "Ultra-Res" モードでした。解像感もさることながら、写真の自然さが高く、仮に解像度が低い写真しか必要なくても、もっとも自然な写りになるのは、この "Ultra-Res" モードで撮った結果を縮小したものでした。

長くなるので、比較結果とその評価は、次に続きます。撮影した元画像はこちらにあります(撮影モードはファイル名で確認ください)。
posted by しんさく at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ
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