2023年04月29日

パワーウィンドウスイッチの小修理

ボクスターは15年18万キロとなっていますが、車検も難なく通り、快調に走っています。ただ樹脂類の劣化は徐々に進んでおり、前はドアノブのヒンジが折れましたが、コンドはパワーウィンドウスイッチが陥没したので修理しました。

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運転席側ドア内張りの裏側です。スピーカーのうちウーファーはドア側についており、ドア内張りには中域を担当するスコーカーのみがついています。その右上がパワーウィンドウスイッチのユニットですが、これが操作すると陥没するようになってしまいましたので修理します。

sw1.jpg


パワーウィンドウスイッチ取り付け部分の拡大写真です。赤線で記入した部分が折れてしまい、パワーウィンドウスイッチの下側のフックがかからなくなり陥没するようになりました。いかにも肉厚が薄く、さすがにこれでは折れても仕方がない・・と思いますが、まあポルシェはちょくちょくこういう部分があります。

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陥没した時の状態です。上側はフックが引っかかっているのですが、下側が回転するように陥没してしまいますので、ここだけ止めればOKです。

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ガラクタ箱の中からちょうど良さそうな金属片を見つけました。それを少し加工してからはめ込みます。ドア内張りの素材の切替部分に重ね代があり、そこにひっかけるとちょうどいい感じで固定できました。結束バンドで抑えるようにしたので、外すときは結束バンドを切ればOKです。ドア内張りは薄いので、裏側からビスなどで止めると表に突き出るおそれがありますが、そういう危険もなくうまく付きました。元通りドア内張りを取り付け直して完了です。
posted by しんさく at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) |
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