先日来のオートテスト参加に引き続き、ジムカーナに挑戦してきました。
前回のオートテスト参加時に、モータースポーツライセンス(国内B)の講習を受けました。そのライセンスカードが届いたので、早速(その気があるうちに)国内Aにしてしまおうというのが1つ目の動機です(ジムカーナの完走記録があれば、国内Aライセンスの取得条件を1つクリアできます)。もう1つは、オートテストでタイムを競うのが楽しく、どうせなら(主催者に誘われたこともあって)一度ぐらい、興味のあったジムカーナもしてみようと思ったこともあります。
今回参加したのは、これまでに参加したオートテストと同じCartoliveが主催するTJマイカージムカーナで、大阪・舞洲の舞洲スポーツアイランドで開催されます。この場所はその昔、飛行場だったそうで、確かに舗装部分の形は空港っぽい形をしています。ともあれ、なにもペイントされていないアスファルト路面としては広大でジムカーナにはピッタリ。さらに、同時にオートテスト(Let’sチャレンジ!オートテスト)も隣で開催されています。受付時間よりかなり早めにつきましたが、すでにテントを立ててタイヤ交換などができるよう工具を並べた、言ってみれば「ガチ勢」な方々がおられます。
そのような風景にすこし緊張しつつも受付を終え、ゼッケンを車両に貼ります。幸いにして?輸入車は別クラスで、ジムカーナ専用に車両を仕上げた「ガチ」な方々(タイヤは複数セット持ち込み、車両はおそらくLSDなど組み込み済み)よりは若干ソフトムードで、ノーマルに近い車両もあります。
TJマイカージムカーナでは競技だけでなく練習時間をしっかりとってあり、午前に2時間の枠で練習ができます。コースをいつでも確認できるようにコース図を車内にも貼り(みなそうしていますが)、ヘルメットとグローブも着用します。バイク用を持ち込みましたが、4輪車内でヘルメットをかぶるのは初めてでした。服装も長袖長ズボンですが、これは普通にGパンとポロシャツ、靴も運動靴です。もっとも参加者にはきちんとしたレーシングスーツやドライビングシューズの方もおられましたが・・・
練習時間は2グループに分けられており、計測されたタイムはFMラジオで聞くことができます。1グループ目の走行を聞いていると、1分3秒とかの方が多い模様。そうこうするうちに自分の練習時間になりました。1本目は1分11秒台、続けて8秒,7秒ときて少し足踏みになりましたが、2回目の練習枠では2度ほど1分6秒台が出ました。本番は何をおいても完走することが目的ですが、6秒台を出せれば上々ということにしましょう。
そして本番。2本走れます。1本目は1分7秒019。惜しくも7秒台です。でもどうやらパイロンタッチもせずに完走できたようなので、2本目はもうちょっと攻めました。結果、1分6秒480。上出来です。そして結果発表。輸入車クラス1位の方は1分4秒台でしたが、なんと自分のタイムはその次の2位。3位、4位の方のタイムはいずれも私から0.1秒以内でしたので、ギリギリでしたがラッキーなことに2位になりました(リザルトはこちら)。結果、表彰台に乗れ、メダルまでいただくことに・・表彰台など、もしかしたら人生初じゃないかと思います(保育園のころに乗っていなければ)。
走行した感じでは、パワードリフトで小回りしようとするよりもグリップ走行で、できるだけリバースしないように運転するほうがタイムが出るようでした。LSDが入っていないのでスライドするとトラクションが抜けて加速できなかったり、横滑り防止装置(PSM)もかなりの姿勢変化まで許容してくれますが滑ると減速したりすること。またタイアも悪いものではないですが競技向けのハイグリップラジアルよりはかなり落ちるようなので、この辺が限界なのでしょう。走行後見てみると、フロント(写真右側)はアウト側の角がほとんど落ちており、外側ショルダーもただれていました。リアはネガティブキャンバーが強いためかそれほどではなかったですが、駆動力がかかる方向の角がやはり落ちています。数本走行後、これはあっという間に減ってしまうかも、と思ったのですが、終盤ほど滑らさずに走ったこともあり、最終的にはそれほどでもありませんでした。幸い、コースは大回りでもタイムが出やすい設定で、1本のパイロンを360度回るような部分はないので、車両との相性は良かったです。ともあれ、初参加で表彰台・・・タイヤが減りやすく費用が掛かりそうとか、LSD入れないと上位には入れないよなあ、とか思ったりもしつつ、でももう何度かは出てみてもいいかな、などと思える参加でした。
2019年09月16日
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