以前から使っていたハンダゴテが、いざ使おうとするとなぜか行方不明に。まあかなりくたびれてきていたので書い直すことにしました。ホームセンターにはいろいろなワット数のハンダゴテが売られていますが、その脇に電池式のものがあるのを発見。パッケージの説明を見てみるとわりに使い物になりそうなことが書いてあります。それにしようかと思ったのですが、マテマテ焦らずにちゃんと調べてからにしよう、と、電池式では賄えそうにないワット数が大きめのハンダゴテをまずは買っておくことにして、帰宅後ちょっと研究してみました。
調べてみると、単3乾電池を3本使うものと4本使うものがあるようでした。3本タイプは電圧の低い充電式のニッケル水素電池を使った場合に温度が十分に上がらないものもあるようです。白光のFX-901という機種も評判が良いようですが、上の写真のMSD-40はそれよりもワット数が高いこともわかりました。なお同じgootには下位モデルのMSD-20という機種もありますが、これは電池が3本ですし耐久性に欠けるというレビューがあります。また他の機種ではスイッチを押している間しか通電しないものなどもありましたので、結果的にこのMSD-40にしました。
電池を入れてからハンダが溶けるまでをビデオに撮ってみました。ご覧のとおり、冷えている状態から17秒でハンダ(183〜193℃ではんだ付けができる低温ハンダですが)が溶けました。プリント基板や電線の接続のようなはんだ付けには十二分な感じ。コテ先を照らすLEDも、手暗がりが解消でき便利そうです。
下位機種のMSD-20とは違い、3種類用意されているコテ先に簡単に交換できます。ガタツキもなく、割にしっかりできている印象です。電池が内蔵されているので普通のハンダゴテよりは少し重みがありますが、電源ケーブルに引っ張られて安定に置けなかったり、はんだ付け中にケーブルの取り回しに煩わされたりということがないのもいい感じです。
自動車車内の配線など屋外でのはんだ付け用に、ずっと昔、ガス式のハンダゴテを買って持っていました。ただこの機種には点火装置が付いていないため,ライターがないと点火できません。ガスの容量も少ないので、こまめに消さないとすぐに空になってしまうなど、あくまで特殊用途という感じでしたが、今回の電池式はメインで使っていけそうな感じがします。
2019年08月14日
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