2025年04月27日

オートテストと、5年ぶりのジムカーナ

最近、オートテストが近隣であまり開催されなくなってきて残念に思っていたところ、自宅から40kmほどの「キャピタルスポーツランド」でジムカーナ競技後にオートテストも開催されるということで、行ってきました。

オートテストでは何本ぐらい走れるか分からなかったことや、最近、職場の若い人のジムカーナでの活躍に触発されたこともあり、参加はなんと約5年ぶりになりますが、ジムカーナにも申し込んでみました。午前と午後に2本ずつ、合計4本も走れるということ。コースが見た目に狭くコースアウト等で車を壊すのも怖かったのですが、結果的にはコースレイアウトがうまく出来ていて不安を感じることもなく、楽しく走行出来ました。しかも、時間進行に余裕があったため、1本追加で5本も走行できるとのこと。



ところが運悪く、私の5本目の走行中に、光電管(タイム計測機器)が風で倒れ、計測できず。走り直しになったのですが、次の走行順の方にもトラブルがあり、そのアナウンスが私の走り直し中に流れ(でも車の中はエンジン音がうるさいので聞き取れず)減速することに。結果、また走り直しになり、合計7本も走ったことになりました。でも、上の動画はその最後の走行の様子ですが、納得の走りが出来たので良かったです。



その後はオートテストに移行。こちらは自由にどんどん走行し、タイムだけ計測してくれるというものでしたが、こちらは難儀しました。最近悩まされている、ギアがリバースに入らないトラブルが続き、ほとんどまともに走行できず。1本、保守的に(ギアを丁寧に入れて)走ったタイムがベストになりました。上の動画は1本目のもので、最初のバックでギアが入らず2秒ほどロスしていますが、結果的にはベストタイムと大差なかったので、うまくギアが入って全開で走れていればもう少しタイムが削れたと思います。

ただ競技会全体の雰囲気もよく、楽しい1日になりました。
posted by しんさく at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) |

2024年12月01日

オートテスト in 兵庫県立フラワーセンター 2024

今年もフラワーセンターでオートテストが開催されたので参加してきました。昨年はクラス2位だったので、今年こそは1位を、と思ったのですが、結論からいうとだめでした。



練習走行ではなんとミスコース(曲がりきれずにパイロンを1つパス)。本走行1本目は、2回目のバックでギアがリバースに全然入らずに数秒ロスし、それで集中が切れてパイロンタッチなど。2本目は落ち着いていこうと思ったのですが、逆に走りがぬるくなりすぎてしまい、その上、また同じところでギアが入らず1秒ほどロスしました。そろそろミッションオイルを変えないとならないようです。まあ、それを変えてもこの車、リバースにすごく入りづらいんですけどね。

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結果(普通車MTクラス)は上の通り。なんと34台もエントリーがありました。それに、皆さん速い。以前は、エントリー数が多くてもトップに近いタイムを出す人は少なかったんですが、今は大半が競り合うタイムを出されるようになりました。

今回もよく考えられたコースでしたが、バックで入れる車庫が幅、奥行きともに非常に小さく、大きい車の方は苦労されている方が多かったです。とはいえ、もっと幅のあるメガーヌが1位なので、技術さえあればなんとかなるはずなんですけどね。
posted by しんさく at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) |

2024年03月02日

車高調の動きをスムーズに

年間走行距離が約2万キロと、割と走るため、約5年前に入れた車高調も9万キロを超えました。最初の(新車当時からの)サスはビルシュタイン製のはずですが10万キロで完全にダメになったので、割とこの製品は耐久性があったなという感じがしています。

ただ、どうしても車高調だから乗り心地が純正より劣る気がします。これは新品時から感じていたことで、ストロークが短く減衰力も高いので当然ではあるのですが、小さな入力のときの微小な動きの滑らかさが劣る感じもします。これは「純正形状」でなく車高調だからということもあると思います。

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形状で乗り心地が違うのかよ。と考える方もあると思いますが、それが実は大きな問題なのです。といってもストラット式サスペンションに限定する話なのですが、純正形状サスは上の図のようにバネが傾けて取り付けられています。これをオフセットスプリングといい、車重によりストラットを曲げようとする力を緩和します。上の図では簡単のためロアアームの影響を無視していますが、概念的にはこのように、力がかかる方向にバネの向きを揃えることでストラットに曲げ応力がかからないようにし、スムーズな動きを助けます。しかし、車高調は一般的にバネとダンパーは同じ向きに取り付けられているので、ストラット部分の滑りが良くないと動きが渋くなることがあります。(なお、ダブルウィッシュボーンやマルチリンクなどのサス形式では、そもそもダンパーに曲げ応力がかからないため無関係です)。ボクスターは4輪ストラットのためこの影響が大きい車種と言えます。

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そこで今回、ストラットの摺動部にモリブデンペーストを塗布してみました。タイヤを外し、ダストブーツをめくりあげて割り箸で固定したら、歯ブラシでペーストをたっぷり塗りつけます。さて、結果は・・効果絶大。まるでタイヤを新品に交換したときのような、または、なにか絨毯の上を走っているかのような感覚です。



あとは、どれぐらいこの効果が持つか。シリコンオイルではあまり長持ちせず、それよりは良い感じですが、やはり距離が進むとだんだん下に戻っている気もします。なかなか感覚的なもので、慣れもありよくわからないところですが、とにかく効果はあると感じました。モリブデン潤滑剤にはスプレータイプもあるので、それをストラット頂部のピロボールに使っています。こちらもハンドルの感触や異音軽減に効果があるような・・もともとそう違和感はないので、はっきりしませんが、車高調にして乗り心地や異音に悩んでいる方は試してみたらいいのではないかと思います。

posted by しんさく at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) |