2025年11月02日

オートテスト in 道の駅いたの

またもや徳島にオートテストに行ってきました。今度は鳴門よりもちょっとだけ内陸に入った「板野町」ですが、ほとんど前回の鳴門とアクセスは違いません。自宅から2時間もあれば行けました。

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会場は「道の駅いたの」でしたが、道の駅の来客用駐車場とは違い、それより奥の舗装された広場です。ここは駐車の枠などのペイントが一切なく、自動車競技にもってこい・・といいたいところですが、難点が2つ。ひとつはかなり細長くて狭いこと。もう一つは民家が近くにあり、スキール音がすると迷惑がかかるので水をまくところでした。散水といってもどうするのだろう、と思っていたら、消防ホースに穴を開けたようなものが伸ばしてあり、駐車場の傾斜で全体に水が広がるような仕組み。なるほど、これなら走行順による不公平もないな、とは思いましたが、とにかくかなりの水量で、慣熟歩行では、気を付けていても靴の先の方から水が染みてきて、足の中が冷たくなってしまいました。また、競技後は車がドロドロ。舗装されているのに、この泥はいったいどこから来るのか、というぐらい汚れました。

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コースは上の図のような具合で、かなりスラローム的な要素が強いのですが、なにぶん会場が狭く、大きめの車にはちょっときつい状況。また車庫とフェンスが近く、得意な角度で車を止めると危険だったので、あえて角度をつけずにバックする形になり、ちょっとやりにくいところがありました。



もう1つ、四国で最近見られる「ゴム板を踏む」という要素がありました。今回はバックで踏むわけではないのでタイムに大きな影響はないのですが、パイロンのそばにゴム板があり、右前輪で踏むという指定。自分の車は左ハンドルのためちょっと見えづらく、結果的にはそれが災いしました。上の動画は1本目走行で、マットの外側を通ってしまっています。生タイムは38.44で、この時点ではマットが踏めていればトップタイムのはず・・でした。会場の実況でも言っていますが、左ハンドル車で右側は、やはり思ったよりも離れて通ってしまっているのだと思います。





2本目。同じように走れればよかったのですが、何箇所か予想外に滑って膨らんだところがあり、安全係数を増やしたところもあって、マットは踏んでますが、1.5秒のタイムダウン。残念・・

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リザルトです。走行台数が少ないので期待していましたが、結果的にはよくありませんでした。練習走行ではギアがリバースに入らず4秒ほどロス。本番1本目はタイムはそこそこ良いが、上記の通り、ゴム板を踏んでいない、というペナルティ。2本目はタイムダウンで、8位に沈みました。

春に装着したハイグリップタイヤがもう半年で駄目になり(ジムカーナで本数を走ったのが主な原因)、これはたまらん、と、9月末にわりと長持ちのタイヤに交換しました。人気のシバタイヤですが、いろいろ選べるコンパウンドのうち、一番長持ちでグリップの弱いコンパウンド "300" のタイプ。さすがにそれは滑るよ、と言われていたのですが、「思ったほどには」落ちなかった(良かったとは言わないが・・)、というのが今回の収穫かもしれません。あと、じゃんけん大会では大きな金属製のペール缶をゲットしました。
posted by しんさく at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) |

2025年09月25日

人工スエードの毛玉取り

ボクスターが222,222kmに達しました。

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200,000kmは逃しましたが、今回はちゃっかり写真を撮りました。

流石にこれだけ走ると、メカ部分だけでなく内外装も傷んできます。特に体が触れるシートやハンドルの傷みはある程度避けようがありません。この車では、特にシートの座面の人工スエード(アルカンターラ。東レのエクセーヌ、ウルトラスエードとは基本的に同じものです)がこすれ、ゴワゴワした毛玉がいっぱいになって、いかにもくたびれた、古いシートという感じです。それでも気にせず乗っていましたが、今回きれいにしてみました。

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1つ目の方法は、ニットの毛玉取り器を使う方法です。この毛玉取り器はとても古く、おそらく昭和の時代のものですが、今売られているものも大きくは違わないようです。これで快適に毛玉をとることができます。ただし手触りは少しゴワゴワした感じが残ります。

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もう1つの方法は、一見荒っぽいようですが、紙やすりを用いる方法です。そもそも天然のスエードも紙やすりで加工してあるそうで、同様にしてきれいにする方法が知られています。アルカンターラでも可能という情報を得て試してみました。細かめのサンドペーパーが良いようです。こすると固くなった部分が消しゴムかすみたいになってボロボロと出てきます。あまりこすりすぎるとまずいかもしれませんが、植毛部分を削っているだけで下地の部分には影響がないので、大きな問題はないと思います。コンビシートの場合はこすれてはまずい部分はマスキングをしておくと良いと思います。

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たいした時間はかかりません。触り心地も、もとの状態(ほとんど使用していない助手席)のスベスベとまったく同じ、とまではいきませんが、気持ちいい滑らかさを取り戻しました。「そのうち、状態のいい中古シートでも探すか」と思っていたのですが、その必要もなさそうです。ぜひ試してみてください。同じアルカンターラであれば、ハンドルなどでも使える技ではないかと思います。特に凹部は紙やすりを使った方法が有効ではないかと思います。
posted by しんさく at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) |

2025年09月07日

オートテスト in ボートレース鳴門

先週に引き続き、またオートテストに参加しました。今度は徳島県鳴門市、「ボートレース鳴門」の駐車場を利用したイベントで、2回続けて海沿いの会場で、またも酷暑の中の競技となりました。

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この四国でのオートテストにはいくつか特徴があり、1つは、同じようなところをぐるぐる2周もまわるところです。これは開催地にちなんだ「鳴門の渦潮ターン」ということでした。だから2周目ですこし円が小さくなるようです。ですがまあ、これは特にどうということはありません。

問題はもう1つの、(四国開催では前から例があるようですが)「ゴム板を踏む」指示がある点でした。このゴム板を踏む回数もクラスによって違い、僕が参加するエキスパートクラスは3回も踏まなければなりません。コース図のとおり、それらはすべて車庫の中にあり、そのうち2つがバックで踏む指定です。これがかなりのくせもので、多くの人が苦労することになりました。

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この写真に写っているものは、その「ゴム板」の実物です。30cm角ぐらいの白いゴム板ですが、厚みがあまりなく、踏んでもほとんど感触がありません。フロントならまだ分かる場合もありますが、僕の場合リアではまったくわからず、他の参加者もみなそのように言っておられました。また、厚みがないために低い位置からは見えにくく、車高が低い車がサイドミラーで見たときにとても見づらいものでした。今回のゴム板はすべて左側の車輪で踏む指定になっていたのも難易度を上げていたようで、僕の車は左ハンドルなのでよいのですが、大多数の右ハンドル車ではさらに見づらかったようです。上の写真は最後の車庫入れのところのゴム板で、写真の奥へ向かう方向へバックで入っていくところです(コース図の赤の点線の方向に撮影)。このゴム板が車庫の割と奥まったところにあったため、確実に踏むために(車庫に車体が全部入ってからも、さらに)多めにバックする必要があり、それで後ろ側のパイロンに接触してしまう方も続出でした。



僕の場合、幸いにして1走、2走ともに踏み損ね(会場アナウンスでは「ノーマット」と呼ばれていました)やパイロンタッチはしなかったのですが、どうしてもそれらゴム板に気を取られ、それぞれ別のところでミスをしました。1走では最初のバックでエンストし、4秒ほどロス。2走では、今度は車庫から前進で出るときに3速に入れてしまったようで、加速が悪く、入れ直してやはり1秒あまりのロスがありました。

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リザルトです。そのうち主催者のページで氏名入りで公開されると思われますが、ここでは名前にはモザイクを掛けておきます。結果、エキスパートクラスで8位(24台中)、総合で9位(70台中)でした。実は、レース直後の暫定結果を見たときは9位で、表彰式の準備を見ていると8位までしか立ち位置がなかったため、またも賞典をギリギリで逃したと思い込んでいました。ところが表彰式で急に名前を呼ばれてびっくり。暫定結果には集計ミスがあり、訂正の結果、正しくは8位だった、というのが真相でした。

そんなわけで、かなり久々に前へ呼んでいただくことができました。シフトミスがなければ4〜5位を取れていたようには思いますが、どのみちそのあたりまでですし、何より今回はこの「ゴム板」に苦しめられた方が多く、いつもとても速い方が何人も、2走ともミスされていました。それを考えると、もっと下位だったかもしれないとも思います。
posted by しんさく at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) |