会場は「道の駅いたの」でしたが、道の駅の来客用駐車場とは違い、それより奥の舗装された広場です。ここは駐車の枠などのペイントが一切なく、自動車競技にもってこい・・といいたいところですが、難点が2つ。ひとつはかなり細長くて狭いこと。もう一つは民家が近くにあり、スキール音がすると迷惑がかかるので水をまくところでした。散水といってもどうするのだろう、と思っていたら、消防ホースに穴を開けたようなものが伸ばしてあり、駐車場の傾斜で全体に水が広がるような仕組み。なるほど、これなら走行順による不公平もないな、とは思いましたが、とにかくかなりの水量で、慣熟歩行では、気を付けていても靴の先の方から水が染みてきて、足の中が冷たくなってしまいました。また、競技後は車がドロドロ。舗装されているのに、この泥はいったいどこから来るのか、というぐらい汚れました。
コースは上の図のような具合で、かなりスラローム的な要素が強いのですが、なにぶん会場が狭く、大きめの車にはちょっときつい状況。また車庫とフェンスが近く、得意な角度で車を止めると危険だったので、あえて角度をつけずにバックする形になり、ちょっとやりにくいところがありました。
もう1つ、四国で最近見られる「ゴム板を踏む」という要素がありました。今回はバックで踏むわけではないのでタイムに大きな影響はないのですが、パイロンのそばにゴム板があり、右前輪で踏むという指定。自分の車は左ハンドルのためちょっと見えづらく、結果的にはそれが災いしました。上の動画は1本目走行で、マットの外側を通ってしまっています。生タイムは38.44で、この時点ではマットが踏めていればトップタイムのはず・・でした。会場の実況でも言っていますが、左ハンドル車で右側は、やはり思ったよりも離れて通ってしまっているのだと思います。
2本目。同じように走れればよかったのですが、何箇所か予想外に滑って膨らんだところがあり、安全係数を増やしたところもあって、マットは踏んでますが、1.5秒のタイムダウン。残念・・
リザルトです。走行台数が少ないので期待していましたが、結果的にはよくありませんでした。練習走行ではギアがリバースに入らず4秒ほどロス。本番1本目はタイムはそこそこ良いが、上記の通り、ゴム板を踏んでいない、というペナルティ。2本目はタイムダウンで、8位に沈みました。
春に装着したハイグリップタイヤがもう半年で駄目になり(ジムカーナで本数を走ったのが主な原因)、これはたまらん、と、9月末にわりと長持ちのタイヤに交換しました。人気のシバタイヤですが、いろいろ選べるコンパウンドのうち、一番長持ちでグリップの弱いコンパウンド "300" のタイプ。さすがにそれは滑るよ、と言われていたのですが、「思ったほどには」落ちなかった(良かったとは言わないが・・)、というのが今回の収穫かもしれません。あと、じゃんけん大会では大きな金属製のペール缶をゲットしました。